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我生会の由来
我生とは、我れ生れる。私は只今、生れました。いわゆる初心ということです。
初心の間は、何もかも知らぬため、上手にものを作ろうという考えもなく、上手に作って人々にほめられたいという考えもなく、無心のうちに出来る作品こそ、自分のもっている技術を生かした最高の作品ができるものです。
「初心に還る」この言を忘れないため、『我生会』と命名しました。
我一生道無心修意 「我、一生道をあやまらず、無心の修行を意る」
「ねぶた芸術を志す者は、道をあやまらず、無心に基礎知識を学び、自分の作品である ねぶた芸術の真理を追求し、ねぶた作りの奥技に到達せんがため、我一生道無心修意の精神を忘れず努力しよう」ということです。
もちろん、「ねぶたを作るだけでなく、弟子を育てるのも、ねぶた師の役割であり、形を作るのではなくて心を作るのだ」という教えに、日々の努力を惜しまない。
昭和40年(1965年)結成 鹿内 一生
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